睡眠

「自分は生まれつき集中力がない」と感じてしまう本当の理由

自分は生まれつき集中力が続かない… 長時間集中できない本当の理由についてご紹介します。 あなたは「集中力が続かないのは 生まれつきだ!」と感じていないでしょうか? 実は、生まれつきや遺伝で決まるのではなく、誰でも長時間集中することは可能なのです! このブログを最後まで読むことで、長時間集中できるようになり、知識を効率よく身に付けられるようになります! このブログでは、あなたの成功やスキルアップに必要な情報を配信しているので、見逃したくない方はぜひブックマークしておいて下さいね!

集中力は生まれつきや遺伝ではなく睡眠不足が大きく影響しています!

睡眠不足が続く事で睡眠不足が蓄積し、あなたも気付かない内に、集中力が低下していきます。  

集中力は生まれつきで決定されるものではない

あなたは集中力がある人と比べ「自分は生まれつき集中力がない」と感じたことはなかったでしょうか? 集中力がないことを生まれつきと感じる方は多いですが、現在の研究では集中力は生まれつきでは無いと言われています。 実は、以前脳の能力は遺伝するという仮説を元に研究が行われていたのですが、生まれつきによって、脳に大きな違いは見られなかったのです。 対して、集中力の無さに関係している部分は後天的な部分が多く、睡眠が大きく影響していると言われています。 あなたも、睡眠時間が短くなってしまった翌日の集中力が、著しく悪い、まったく集中できないという経験があったかと思います。 ですが、毎日6時間睡眠などが普通になっていると、少し眠気を感じるくらいで、「いつものことだ!」と睡眠不足に関しては疎かに考えがちです。 ですが、日々の睡眠不足はどんどん蓄積していき、あなたも気付かない内に集中力が奪われてしまっています。  

睡眠不足の蓄積と集中力について

睡眠不足の蓄積と集中力について調べた実験を紹介します。 まず、睡眠時間ごとに3つのグループを作ります。 毎晩8時間睡眠をとるグループ、毎晩6時間睡眠をとるグループ、3日間徹夜をしてもらうグループの3つです。 各グループには、起床後、パソコンの画面が光ったらボタンを押してもらう。 という単純な課題に取り組んでいただき、反応のスピードと正確さの両方を測定していきます。 毎晩8時間眠れるグループでは、ほとんど集中力が下がらず同じような結果を15日間続きました。 ところが、徹夜をしてもらうグループでは、1日徹夜を行っただけで集中力が50%減、2日間連続で徹夜を行った際は20%までテスト結果が悪化してしまいました。 続いて、毎晩6時間だけ眠れるグループでは、1日後の結果はあまり変わらないものの、2日目の結果は90、3日目は85などと徐々に悪化していき、14日間続けたときには、テスト結果が50まで悪化しており、1日間 徹夜をした場合と同レベルまでパフォーマンスは低下していたのです。 14日後以降も、テスト結果はどんどん悪化していき、ミスは増え続けました。 さらに、6時間だけ寝れるグループは、自分の集中力が低下しているという自覚がなく睡眠時間が短くしても同じように集中できていると、思い込んでいたのです。 6時間睡眠というのは、社会人として一般的に多い睡眠時間だと考えられます。 このように毎日の睡眠が慢性的に足りていないと、あなたも気付かない内に集中力がどんどん低下していってしまい、「自分は元々集中力がない」と感じてしまう方が多いのです。  

最適な睡眠時間とは

では、長時間睡眠をとれば、翌日の集中力は上昇するのでしょうか? 睡眠時間が短いよりは長時間睡眠をとった方が、睡眠不足は改善され、集中力は高まりますが“寝過ぎてダルい”という経験をされたこともあると思います。 これは寝過ぎたことによって、睡眠リズムが崩れてしまい、頭が混乱してしまっている状態です。 アルコールを飲んで酔っている状態と似ていることから、睡眠酩酊(すいみんめいてい)と呼ばれます。 もちろん集中に向いている状態ではありません。 必ずしも長い時間睡眠を取れば、集中できる!という訳ではないのです。 一般的に良く言われる「7時間は寝ないといけない」や「8時間寝るのがいい!」というのは、誰にでも当てはまるものではありません。 あなたにとっての最適な睡眠時間を見つけることが重要になります。  

集中力を最大限に引き出すには

とはいっても、あなたの頭の中には、こんな疑問は浮かんでいないでしょうか? 世の中には睡眠時間が短くても、成功している人・集中できる人がいるじゃないか、と。 確かに世の中にはショートスリーパーと呼ばれる、睡眠時間が極端に短くても同じように活動できる方がいます。 例えば、エジソンは5時間睡眠と言われていますし、ナポレオンは3時間しか寝ていなかったそうです。 ショートスリーパーの方々は少ない睡眠時間でも、一般の方が8時間寝たのと同じくらい回復することが可能です。 ただし、睡眠時間が短いショートスリーパーの方々は、遺伝で決定されてしまっており、無理に睡眠時間を削ったりと訓練を積んでも、後天的にショートスリーパーになる事はできません。 ショートスリーパーの遺伝子を持たない方が、睡眠時間を削ってしまった場合は先ほどの実験結果のように、あなたの自覚がないまま集中力がどんどん低下していきます。 生まれつきや遺伝に左右されるのは、集中力ではなく睡眠時間なのです。 あなたの集中力を最大限に引き出すには、あなたにとって最適な睡眠時間を見つける必要があるのです。  

結論

適正睡眠時間を見つけることで
本来の集中力が引き出されます!

適正睡眠時間を見つける手順

ステップ1:アラームや目覚ましの設定をOFFにする ステップ2:アラーム無しで、自然に起きるまで睡眠をとる ステップ3:睡眠時間を確認する ステップ4:日中に眠気を感じたかを確認する ステップ5:1〜4を眠気が感じなくなるまで繰り返す まずは、アラームや目覚ましの設定をOFFにすることから始めてみましょう!]]>

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