睡眠

出勤前の1時間を成長に投資できるようになる 人間の能力を活用した起床法

朝のゴールデンタイムを有効活用できる起床法について紹介します! あなたは、早起きをして出社前の時間を 「将来のために有効活用したい!」と考えているが、結局 いつもと同じ時間に起きてしまい 朝の時間を有効に活用できていないと悩んでいませんか? このブログを最後まで読むことで、毎朝会社に行く前の1時間を有効活用できるようになり、あなたが成功を掴むまでの期間がグッと短くなります! このブログでは、あなたの成功やスキルアップに必要な情報を配信しているので、見逃したくない方はぜひブックマークしておいて下さいね!  

体内時計をうまく活用することで、早起きが定着します!

なぜなら寝ている間も体内時計によって、起床に向けた覚醒のメカニズムが、働いているからです。

体内時計の働き

人間は、体内時計を基準として生活を行っています。 朝になると自然と目が覚め、夜になると自然に眠くなるのは体内時計の働きです。 人間の体内時計は24時間よりも少し長いと言われていますが かなり正確に時を刻むことができます。 夜寝ている際にも、体内時計を活用し、起床のメカニズムが働いているのです。 寝始めて3時間後には起床のメカニズムが働き始めます。 睡眠状態から覚醒状態に変化していくきっかけとなる、副腎皮質刺激ホルモンというホルモンが脳から分泌されます。 このホルモンを受け取るのは、腎臓のすぐ上にある副腎という小さな臓器です。 副腎が副腎皮質刺激ホルモンを受け取ると、コルチゾールというホルモンの生成を始めます。 コルチゾールの働きは新糖生というものです。 新糖生とは、糖質以外の物質からブドウ糖を生成することを指します。 糖質をとることができない睡眠中でも、新糖生を行うことでブドウ糖の生成ができ脳の血流が増加、心拍数や血圧も上昇するなど、身体は起床に向けて覚醒状態に移行していきます。  

覚醒のメカニズム

覚醒のメカニズムについて一旦まとめると 副腎皮質刺激ホルモンの分泌 → コルチゾールの分泌 → 新糖生 → ブドウ糖の生成 → 脳が覚醒状態へ移行していく という流れで体の中では、睡眠状態から覚醒状態に移行していくのです。 副腎皮質刺激ホルモンの分泌量が多いほど 睡眠状態から覚醒状態に移行もスムーズになります。 この覚醒に移行するメカニズムをコントロールすることで、起きたい時間に起きることが可能です。  

自己覚醒法

では、副腎皮質刺激ホルモンの分泌を起きたい時間に、コントロールするにはどうしたらいいでしょうか? 副腎皮質刺激ホルモンの分泌時間をコントロールするには、体内時計を活用できる自己覚醒法という方法が有効です。 自己覚醒法とは、寝る前に起きたい時間を暗示しておくという方法です。 あなたも、明日絶対に起きなくてはいけないという前日の夜に、頭の中で「絶対に◯時に起きなきゃ」と暗示をかけた経験があると思います。 この時、意外にもしっかりと起床することができたのではないでしょうか。 自己覚醒法とは、寝る前に起床時間を暗示をすることで、狙った時間に起床できてしまう起床法なのです。 自己覚醒法を行うことで、覚醒のメカニズムに 変化が見られるということが実験によっても証明されています。 この実験では、被験者に0時に寝て6時に起きてもらいます。 さらに、2つのパターンを作り、通常通り寝た場合と自己覚醒法を行った時で、睡眠中の覚醒のきっかけとなる副腎皮質刺激ホルモンの分泌量を比べています。 自己覚醒法を行わず通常通り寝た場合は、寝始めて3時間後から副腎皮質刺激ホルモンの分泌が始まり朝方にかけて徐々に分泌量が増えていきます。 一方、「朝6時に起きる」と、自己覚醒法を行ってから寝てもらった場合は、通常の時と同じく寝始めて3時間後くらいから副腎皮質刺激ホルモンが分泌し始めます。 そして、暗示をかけた時刻の1時間ほど前になると分泌量が急上昇します。 起床時の副腎皮質刺激ホルモンの量を、暗示をかけていない時と比べるとはかなり増加しており、起床時、 高い覚醒状態にスムーズに移行できていることがわかります。 さらに、この実験ではもう1パターンの起こし方を試しており「9時に起こします」と伝えて6時にサプライズで起こした時の、副腎皮質刺激ホルモンの分泌に変化が出るかも調べました。 副腎皮質刺激ホルモンの分泌は、自己覚醒法を行っていない時と近い分泌量でしたが、6時にサプライズで起こされてしまった時、起床と同時に副腎皮質刺激ホルモンが大量に分泌されたのです。 叩き起こされた身体は急いで覚醒に移行しようとしますが 準備が整っていないのでかなり不快な朝を迎えてしまいます。 自己覚醒法を行わず、アラームを使って起きている方は このように起きる準備が整っていないので、スッキリ目覚められない、二度寝をしてしまう、などに繋がってしまうのです。 自己覚醒法を行ってから睡眠をとることで、寝ている間に起床の準備が整いスムーズに起きれるようになります。 自己覚醒法で本来持っている体内時計の力を活用し、朝のゴールデンタイムを有効活用しましょう。  

結論

自己覚醒法を行うことで、早起きが定着します!

自己覚醒法の手順

ステップ1:寝る前に起きたい時間を思い浮かべる ステップ2:声でスマートフォンのアラームを設定する ステップ3:絶対に起きれると信じ切る まずは、寝る前に起きたい時間を思い浮かべることから始めてみましょう。]]>

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